以前ブログで皮膚科のおすすめ教科書・参考書を15冊紹介しました。
しかし多すぎて選びきれない、読むのが大変すぎるという意見も多くいだだきました。
そこで今回は、その中から特に初学者に役に立つと思われるオススメ本を5冊を厳選して、紹介したいと思います。
診療所で診る皮膚疾患
一般的な皮膚疾患に絞って診断法と治療法が記載してある教科書です。
治療の教科書として「今日の皮膚疾患治療指針」 などもありますが、こちらの方が記載が丁寧で分かりやすいです。
患者への説明の仕方や注意点なども書いてあり、通読すると一通りの診療はできるようになると思います。
誰も教えてくれなかった皮疹の診かた・考えかた
一般的な皮膚科の教科書は写真が並べてあるだけで、診断の方法は書かれていません。
しかしこの本では皮疹を見たときに何に注目して、何を考えればいいかが丁寧に解説されています。
初学者は「見た目一発診断」のような本を買う前に、まずこちらを読んでおくことをオススメします。
ここがツボ!患者に伝える皮膚外用剤の使い方
外用薬は皮膚科治療の主体。種類と使い方をマスターする必要があります。
この本は主にステロイドについて、実際の処方例が30例解説されていてイメージしやすくなっています。
褥瘡外用療法のキホン
褥瘡についての教科書ですが、傷の治療の基本的な考え方が詳細に書かれています。
ややマニアックすぎるところもありますが、創傷治療で用いる外用薬についても網羅されておりオススメです。
皮膚のトラブル解決法
皮膚科の診療で注意すべき点や陥りやすいミスについて書かれた読み物です。
こういうコンセプトの本は少なく、初心者だけでなくある程度慣れてきた人も参考になる点が多いと思います。
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