ハンターハンターが再開した。どうやら3か月連載、6か月休載というペースをつかんできたようだ。
王位継承戦の展開と人物相関図
話はさらに複雑になってきていて復習が必須である。
とにかく登場人物が無茶苦茶多い。
14人の王子を覚えるのも大変だが、さらにそれぞれに15人の警護兵がいて、そこまで把握しないとストーリーが理解できない。
コミックを何回か読み返して、さらにネットで解説まで読んでやっと理解できるレベル。
とりあえず今の話をまとめると
- カキン王国が20万人の民衆を乗せた船で未知の新大陸を目指している。
- 船内でカキン王国の14人の王子が次期国王の座を賭けた戦いを行っている。
- 第4王子が緋の目を持っている。
- クラピカは第4王子と接触するため、第14王子の護衛として王位継承戦に参加。
新大陸に到着した後は暗黒大陸編も控えているようだが…。
冨樫先生の狙い
ネット上(2ch)では最近の展開に批判もあるようだ。
・つまらないし間が空きすぎだし登場人物が多すぎて訳が分からない
・冨樫もキャラ出しすぎて持て余してるわ
しかし冨樫先生の目指すところは我々の想像の斜め上をいっていた。
(レベルE より)
王位継承戦編のテーマは、なんと登場人物数ジャンプ史上最多を目指すこと。
今回のシリーズはシンプルに、ものすごく人数を増やしたらどうなるだろうっていうのを、とにかく極端にやってみた。
私の中の記憶ではジャンプの中で「キャプテン翼ワールドユース編」が名前のある人物が一番多く出ていた。
これを超えることを自分の中で裏目標にしている
これはすごい試みだ。モブキャラにも全部名前がついている。
「キャラ出しすぎ」とかそういう批評は眼中になくて、さらに増やして過去最大のキャラ数を目指しているらしい。
読者ウケとかは全く狙っていないし、読者がついてこられるかなんて気にしていないのである。
やっぱりいいよ冨樫は
すでに把握困難な状況なのに、再開後に幻影旅団と3大マフィアという新たな勢力が出現。
マフィアのボス・モレナと22人(!)の部下が登場し、冨樫先生の勢いはとどまるところを知らないッ!
登場人物のまとめ
- カキン王子(14人)
- 王子の警護兵(14×15人)
- 3大マフィアの組長(3人)
- マフィアの構成員(22人以上)
- 幻影旅団(10人)
- ヒソカ(1人)
登場人物は200人以上。これでとりあえずは出揃ったのか…?
王位争奪編がちゃんと完結すれば(完結しないかもしれないが)、歴史に名を残すのかもしれない。
…が期待はしすぎないように。
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