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【小説・映画・漫画】デスゲーム系のおすすめ作品5選

 

久しぶりに「クリムゾンの迷宮」を読んで面白かったので、デスゲーム系のおすすめ作品をまとめてみた。

 

デスゲームとは

複数の登場人物が特定の場所に隔離または幽閉され、指定された目的の為に命を懸ける物語のこと。

登場するゲームには様々なルールが存在し、それを駆使するキャラ達の頭脳プレイや、ゲームを通しての人間模様・ドラマが大きな持ち味になっている。

ピクシブ百科事典より

 

代表的なのは一世を風靡した「バトルロワイアル」である。

小説、映画、漫画からオススメのデスゲーム5作品を紹介する。

 

おすすめのデスゲーム小説

 

まずデスゲーム小説を3冊紹介。

 

1. クリムゾンの迷宮 貴志祐介

サバイバル系デスゲーム小説。

荒野に集められた9人のプレイヤーが、チェックポイントをたどりながらアイテムを集めていくゲームを行う。

選択できるルートは4つ。

 

  • サバイバルのためのアイテムを求める者は東へ
  • 護身用のアイテムを求める者は西へ
  • 食料を求める者は南へ
  • 情報を求める者は北へ

 

正解のルートはどれなのか?そして最後は人間同士の戦いに発展していく。

 

食料は自給自足で、手に入るアイテムはサバイバルグッズが中心。

食料の植物を集めたり、罠を作って動物を捕らえたりするサバイバル小説の要素もある。

サバイバル小説好きな自分にとってはストライク。子供のときは「十五少年漂流記」が好きで何度も読み返していた。

少し古い作品だがおすすめ。

 

2. デビルボード 狂気太郎

TRPG系デスゲーム小説

 

もともと電子書籍で発売されたらしいが、その後紙の書籍で出版された。

16人の参加者が魔法のボードゲーム「デビルボード」に強制参加させられる。

プレイヤーは「クラス」を選択した後、順番にダイスを振ってマップを周回する。止まったマスではゲーム盤の世界に吸い込まれ、モンスターと「生身」で対峙しなくてはならない。

デビルボードのマップ

ルール

  • 1ターンごとにアイテムカードが手に入る
  • モンスターや他プレイヤーを殺せばポイントが手に入る
  • 6万ポイント集めてゴールに到達すればクリア
  • それぞれのクラスに応じた特殊能力(カードが倍持てるなど)がある

 

毎ターンランダムで手に入るアイテムの使い方と、クラスの特殊能力が勝負を分ける。

TVゲームっぽい駆け引きが面白いデスゲーム。

ハンターハンターのグリードアイランド編に近い感じである。

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3. インシテミル 米澤穂信

ミステリー系デスゲーム小説

 

本格ミステリーにデスゲームの要素を持ち込んだ作品。

「12人が閉じ込められた暗鬼館で起こる連続殺人」という古典的なクローズドサークル系のミステリー。

でも特殊なルールが設定されているのが面白いところ。

 

ルール

  1. プレイヤーには種類の異なる凶器が1つずつ用意される
  2. 他の参加者を殺害したものは報酬が2倍
  3. 殺人事件に対して、正しい犯人を指摘したものは報酬が3倍
  4. 間違った犯人を指摘した場合、報酬が半分
  5. 犯人と指摘されたものは報酬が激減

 

殺人で報酬2倍、殺人がバレたら報酬半減、犯人を見つけたら報酬3倍。

これらのデスゲーム的なルールを生かしたミステリーになっている。

トリックが弱いという声もあるが、デスゲームもミステリーも好きな人には是非すすめたい作品。

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おすすめのデスゲーム映画

 

デスゲームの映画で外せないのは「ソウ」。

 

4. ソウ

サスペンスホラー系デスゲーム映画

 

舞台は老朽化したバスルーム。鎖に片足を繋げられた二人の男と、その間には自殺死体。クリア条件は相手を殺すこと。

ソウのバスルーム

2人は犯人が部屋に残したヒントを手掛かりに、脱出しようとする。

SAWはその後シリーズ化されるが、この1作目がルールがシンプルで一番面白いと思う。

スプラッターな部分がかなりあるけどおすすめ。

 

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おすすめのデスゲームマンガ

 

デスゲームのマンガのおすすめは映画化もされた「ガンツ」。

 

5. ガンツ 奥浩哉

不条理系デスゲーム漫画

 

「ガンツ」と呼ばれる謎の黒い球によってマンションの一室に集められた人々。

ガンツ

理由もわからないまま、「星人」と呼ばれる正体不明の怪物と戦う任務に参加させられる。

何とも言えないシュールな世界観が魅力。

ガンツの世界観

 

しかし不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感がある。

ガンツの不条理さ

特に5~8巻の仏像編の絶望感は必見。最初に読んだときは衝撃で震えた。

しばらく中だるみするが20~25巻の大阪編で持ち直す。全37巻。

 

これらの5作品はいずれも名作なので一度触れてみて欲しい。

 

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