ブログのフェイスブックページに毎月書評を書いてたんだけど、誰もみていないのでブログに書くことにした。
amazonプライム会員になってキンドル端末を購入したので電子書籍も読んでいる。
本に特化した機械なので、マンガとか雑誌を読むのは辛い。
でもディスプレイの質感が普通のタブレットと全然違って、本を読むならこれ一択だと思う。
(買ってすぐに最新の防水モデルが発表されたのはガッカリ…)
10月の書評は6冊。
1. 起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営
評価★★★★☆4
開業の勉強のために時々経営の本を読んでいる。
この本はプライム会員のキンドル無料本であまり期待してなかったんだけど、意外にも面白かった。
タイトルからは財務諸表とか会計の話かと思ったら、主に人材マネジメントについて書かれた本だった。
ユニクロとかサイバーエージェントとか一風堂とか、いろいろな経営者の話が出てきて興味深い。
人をどう育てるかというのは、勤務医でも役立つ内容(なかなか上手くいかないけど)。
2. the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
評価★★★★☆4
Google、Apple、Facebook、amazonの4大企業をGAFAと呼ぶそうだ。
それぞれの戦略をまとめて読めるお得な本。
これらの中ではジョブズのいなくなったAppleが一番厳しそうだが、筆者によれば一番長生きしそうな企業はAppleらしい。
性能が特に優れているわけではないが高価。これはヴィトン、カルティエ、エルメスみたいな高級ブランドの性質で、Appleは富裕層だけが持てる特別なアイテムを目指しているそうだ。
そう考えると日本のiphoneの普及率は高すぎるのかもしれない。
今後iphoneはもっと高価格になりシェアは減っていくと思われる。
3. ファイアパンチ
評価★★★☆☆3
近未来を舞台にした「ベルセルク」のような感じのマンガ。
序盤は★4。
不死身の人間が死ぬまで消えない炎で攻撃されたらどうなるのか、という設定が面白い。
第1話で主人公の怒りや怨みが十分に伝わってきて期待大。
トガタが登場してからは、普通のバトルマンガにはない可能性を感じさせられる。
しかし終盤になって尻すぼみで★3。
結局精神世界の話になってしまうのはエヴァっぽい。
4. プロ野球の一流たち
評価★★★☆☆3
スポーツライター二宮清純の野球記事をまとめた新書。
少し古いけど古田とか工藤とか自分にとってはストライクな世代の選手の話が中心で面白かった。
清原についての話題も豊富。
清原は器用だったために、器用貧乏に終わってしまったというのは考えさせられる。
内角の弱点を克服しなくてもそこそこの成績を残せたため、結局弱点を克服できなかったらしい。
5. ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集
評価★★★☆☆3
PS3のゲーム「ニーアレプリカント」の設定資料集。
クリアして全部のエンディングを見たので購入。
「ニーアレプリカント」3周目クリア。
この選択肢はああああ・・・虚無感・・ pic.twitter.com/JlHLzXCJER— 地方の皮膚科医@ブロガー (@hihukai1) October 8, 2018
いくつかの短編小説が掲載されていて、その中でゲーム本編では触れられない数々の設定が明かされる。ゲームをプレイした人は必読の書。
短編小説でゲームの世界観を補完するという試みは面白い。
まあゲームの中で全部完結させてくれとも思うが。
6. 本当に稼げるGoogle Adsense
評価★★☆☆☆2
グーグルアドセンスの解説本。
収益が1.5倍と書かれているが、収益アップよりアドセンスのポリシー違反についての記載がメイン。
検索してくれるユーザーのことを考えましょうとか、広告主のことを第一に考えましょうとか、きれいごとが多い印象だった。
もっと戦略的な内容を期待してたんだけど。
コメント