開業のためにはまず自己資金として2000万円準備する必要があるようだ。
しかしその前に大切なのは自分の生活費を把握することだという。
医院のキャッシュフローを考える際に大切なことは、「今、自分は生活費がどれだけ必要か」を把握しておくということです。
確かに自分のお金すら把握できていなければ、クリニックのお金の把握もできないだろう。
その上でとても参考になったのがこの本。
資産形成のバイブル「となりの億万長者」である。
多くの資産家の生活を分析して、億万長者になる為の法則を導き出した本で、この中でも支出の管理の重要性が説かれている。
支出の計画・管理は蓄財に不可欠である。
あなたは昨年何にいくら使ったかを把握しているだろうか。もし知らなければ出費をコントロールするのは難しいし、出費を抑えずに金を貯めることも困難だ。
まずは毎月何にいくら使ったかを正確に記録する努力から始めよう。
お金持ちはケチとよく言われるけれど、贅沢をしないということではなくて、支出の管理ができていて無駄な出費をしないということ。
まず自分が月にいくらくらい使っているのかを知ること。
輸液のインアウトバランスのようにお金もインアウトの管理が必要である。
開業準備の前にこういうことをきちんとしておくべきなのだと思う。
自分の支出をちゃんと確認すると、前のパソコンのセキュリティソフトが自動更新でずっと支払いが続いていた。
すぐに解約したが反省した。
マネーリテラシーを身につける
医者はお金があると勘違いして金遣いが荒い人が多いので、意外と貯蓄が少ないのだという。
ちゃんとしたお金の知識(マネーリテラシー)を身につけておくことは、経営を行っていく上で大切になるはずだ。
これから「初心者のための資産形成の知識」について考えてみたい。
コメント