診療技術臨床で必要なことはすべてmedtoolz先生から学んだ 研修医になったばかりの頃、臨床現場の理想と現実、本音と建前のギャップに苦しんだ。 学生の時に勉強することと、実際の医療で必要とされることはまったく異なっている。 「患者さんのために」とか「患者さんの話をよく聞きましょう」... 2018.08.13診療技術まとめ記事
診療技術皮膚科医の外用指導Tips | 知っておきたい8つのコツ 「他の皮膚科に行ったけど治らない」といって受診してくる患者は多い。 その中にはしっかり外用をしていない患者が結構いて、外用指導をするだけで治ってしまう。 【関連】ドクターショッピングを避ける工夫②軟膏編 こ... 2018.08.10診療技術
診療技術診断力を強化するためにどうしたらよいか?【3つの方法】 最近かぜの診療についての本を読んでいると、序章の記載が目を引いた。 感冒症状のある患者を何も考えずにかぜと診断しても、ほとんどの場合は問題がない。 しかし数パーセントかぜでない患者が紛れ込... 2018.07.30診療技術
診療技術「経過観察」は奥が深くて難しいという話 診療をしていると「経過観察」を行わないといけない状況が生じる。 「その場では判断できないため、時間をおいて判断する」ということだが、患者が不信感を持つこともある。 「かかりつけの先生が、いつも『様子を見ましょう』と言うばかり... 2018.07.16診療技術
診療技術皮膚科医が教える外用療法のコツと落とし穴 皮膚科の独自の治療法として外用療法がある。 軟膏を処方するだけだと思われがちだが、これが意外と難しい。 今回はこれまで書いた外用療法に関する記事をまとめて紹介する。 (随時更新) 1. 外用薬の使用率 ... 2018.07.13診療技術まとめ記事
診療技術「麦粒腫と霰粒腫」それは皮膚科じゃないですよという病気③ 「目のまわりが腫れた」といって皮膚科を受診した患者が、眼科に診てもらうと霰粒腫だったりすることがある。 眼科疾患で皮膚科を受診する患者は結構多い。 そのため皮膚科医も眼科のことを勉強しておく必要がある。 「... 2018.07.09診療技術
診療技術膿痂疹・皮下膿瘍の治療法【皮膚科医の抗菌薬の使い方④】 皮膚科医の抗菌薬の使い方シリーズ第4回。 今回は膿痂疹・皮下膿瘍の治療についてガイドラインを紹介する。 Practice guidelines for the diagnosis and management of ... 2018.06.25診療技術
診療技術皮膚MRSAの抗菌薬【皮膚科医の抗菌薬の使い方③】 MRSAと聞くと「バンコマイシン!ザイボックス!キュビシン!」というのが頭に浮かぶ。 しかし皮膚科で関わってくるMRSAは院内感染で問題になるものとは異なっている。 今回の「皮膚科医の抗菌薬の使い方」は皮膚のMRSAにつ... 2018.06.21診療技術
診療技術蜂窩織炎の治療法【皮膚科医の抗菌薬の使い方②】 今回は「皮膚科医の抗菌薬の使い方」シリーズ第2回。 蜂窩織炎に対する抗菌薬の使い方をガイドラインから紹介する。 前回の記事 ▼フロモックスを使ってはいけない理由▼ 皮膚感染症のガイドライン ... 2018.06.08診療技術
診療技術フロモックスを使ってはいけない理由【皮膚科医の抗菌薬の使い方①】 自分が皮膚科医になったときは、抗菌薬はフロモックスやメイアクトなどを頻用していたんだけど、最近は使わないほうがいいという流れになっている。 結論を申しましょう。もはや、医療界はもう、経口三世代セフェムと決別すべきです。 ID... 2018.06.04診療技術
診療技術育毛剤の効果とコスパをAGAガイドラインから考える【男性型脱毛症】 男ならみんなが気になる薄毛の話。 世の中にはたくさんの育毛剤が売られている。代表的なものだけでも70商品、育毛成分は128種類もあるそうだ。 >>育毛剤の全成分128種類を比較|効果の高い有効成分と悩み別の選... 2018.05.21診療技術
診療技術診断が分からない時に皮膚科医はどうするか? 前回、診断がわからないときに「よく話をきく」とか「もう一度診察し直す」とかではなく、もっと実践的な方法がないのかを考えた。 今回は皮膚科において診断がわからないときにどうすればよいのか、参考になりそうな論文をい... 2018.05.14診療技術
診療技術「患者の話をよく聞けば診断がわかる」わけではないという話 臨床をしていると診断がつかないということは多々ある。 そんなときにどうしたらいいのか、「医者は現場でどう考えるか」という本を読んでみた。 「医者は現場でどう考えるか」の紹介文 間違える医者と間違えない医者は、どこが異な... 2018.05.11診療技術
診療技術「足の裏が痛い」それは皮膚科じゃないですよという病気② 今の病院は、なぜか整形外科疾患の患者が皮膚科を受診することが多い。 前回の記事では偽痛風についてまとめた。 今回は皮膚科に来る他科疾患・第2弾。 結構多いのが、皮膚症状はまったくないが「足の裏が痛い... 2018.04.27診療技術
診療技術AIに代替されないための医師の働き方を考える(後編)手数を増やす 前回の続き。 最近AIの進歩によって人間の仕事が奪われることが心配されている。 医者も例外ではない。 【関連】落合陽一から皮膚科医が学んだこと AI時代に医者はどんなプロを目指... 2018.04.10診療技術
診療技術AIに代替されないための医師の働き方を考える(前編)イメージを描く 最近AIの進歩によって人間の仕事が奪われることが心配されている。 医者も例外ではない。 AI時代に医者はどんなプロを目指せばよいか。 参考になりそうなのが、コンピューター研究者の落合陽一氏。 【関連】... 2018.04.09診療技術
診療技術皮膚科医が「ステロイド外用薬の詳しいランク一覧表」を作った【強さ&副作用】 ステロイド外用薬は5つのクラスに分けられている。 症状や部位に応じてクラスを使い分けていくが、クラス内でどういう違いがあるかは教科書にもあまり書かれていない。 皮膚科医になってから「マイザーとアンテベートだとマイ... 2018.04.02診療技術
診療技術「偽痛風」それは皮膚科じゃないですよという病気① 今の病院は土地柄なのか総合受付に問題があるのか、整形外科疾患の患者がたくさん皮膚科に案内されてくる。 これが結構厄介で、ある程度他科疾患を知っておかなければ対応が難しい。 今回皮膚科の教科書には載っていないが、皮膚科を受... 2018.03.09診療技術
診療技術【永久保存版】皮膚科医が『市販の保湿剤リスト』を作成した! 前回保湿剤、スキンケアの重要性についてまとめた。 しかし今後保湿剤は保険から外されてしまう可能性もある。 ではヒルドイドが保険で使えなくなった場合、どういう保湿剤を使うのがよいだろうか。 皮... 2018.02.26診療技術
診療技術保湿剤の有効性とエビデンスをまとめる【ヒルドイドバッシングより】 少し前に保湿剤ヒルドイドのバッシングがあった。 美容目的で保険適応外の使用が行われているという報道である。 アトピー性皮膚炎などによる皮膚乾燥の治療薬として処方されている医療用保湿剤「ヒルドイド」(ヘパリン類似物質)を、女性... 2018.02.23診療技術