診療技術皮膚科医の抗真菌薬の使い方(開発史・設計思想) 皮膚科では外用抗真菌薬を頻繁に使用する。 しかしたくさんの種類があって、どのように使い分けたらいいかわかりにくい。 そこで今回、外用抗真菌薬のランク表を作成してみた。 この表の詳細について解説してい... 2021.05.03診療技術
診療技術皮膚科医の抗ウイルス薬の使いかた②(外用薬・注射薬編) 前回のつづき 前回は内服抗ヘルペスウイルス薬について解説した。 今回は外用薬と注射薬についてまとめてみる。 ①外用薬 外用薬は市販されていて、薬局でも購入できる。 それで... 2021.02.22診療技術
診療技術【皮膚科医が解説!】褥瘡・潰瘍治療の外用薬の使い方 褥瘡、潰瘍治療に用いられる外用薬はたくさんあるが、多すぎてわかりにくいことも多い。 理解のコツは外用薬を3種類に分けること。 水溶性基剤 乳剤性基剤 油脂性基剤 今回はこれらの使い分... 2019.10.28診療技術
診療技術皮膚科医の切り札「プロトピック軟膏」を斬る! 皮膚科の治療はほとんどがステロイド外用である。 そしてステロイドがあまり効かなかったときは、すぐに手詰まりになってしまうという脆さがある。 そんなとき皮膚科医の強力な武器になるのがタクロリムス軟膏(プロトピック軟... 2018.12.10診療技術
診療技術ジェネリック外用薬の3つの注意点 医療費の抑制のため、厚労省は後発医薬品の使用促進を目指している。 目標値は2020年度末までに数量シェア80%以上だそうだ。 皮膚科でよく使うステロイド外用薬もその対象だが、いくつかの問題点があることも指摘されて... 2018.08.24診療技術
診療技術皮膚科医の外用指導Tips | 知っておきたい8つのコツ 「他の皮膚科に行ったけど治らない」といって受診してくる患者は多い。 その中にはしっかり外用をしていない患者が結構いて、外用指導をするだけで治ってしまう。 【関連】ドクターショッピングを避ける工夫②軟膏編 こ... 2018.08.10診療技術
診療技術皮膚科医が教える外用療法のコツと落とし穴 皮膚科の独自の治療法として外用療法がある。 軟膏を処方するだけだと思われがちだが、これが意外と難しい。 今回はこれまで書いた外用療法に関する記事をまとめて紹介する。 (随時更新) 1. 外用薬の使用率 ... 2018.07.13診療技術まとめ記事
診療技術膿痂疹・皮下膿瘍の治療法【皮膚科医の抗菌薬の使い方④】 皮膚科医の抗菌薬の使い方シリーズ第4回。 今回は膿痂疹・皮下膿瘍の治療についてガイドラインを紹介する。 Practice guidelines for the diagnosis and management of ... 2018.06.25診療技術
診療技術育毛剤の効果とコスパをAGAガイドラインから考える【男性型脱毛症】 男ならみんなが気になる薄毛の話。 世の中にはたくさんの育毛剤が売られている。代表的なものだけでも70商品、育毛成分は128種類もあるそうだ。 >>育毛剤の全成分128種類を比較|効果の高い有効成分と悩み別の選... 2018.05.21診療技術
診療技術皮膚科医が「ステロイド外用薬の詳しいランク一覧表」を作った【強さ&副作用】 ステロイド外用薬は5つのクラスに分けられている。 症状や部位に応じてクラスを使い分けていくが、クラス内でどういう違いがあるかは教科書にもあまり書かれていない。 皮膚科医になってから「マイザーとアンテベートだとマイ... 2018.04.02診療技術
診療技術【永久保存版】皮膚科医が『市販の保湿剤リスト』を作成した! 前回保湿剤、スキンケアの重要性についてまとめた。 しかし今後保湿剤は保険から外されてしまう可能性もある。 ではヒルドイドが保険で使えなくなった場合、どういう保湿剤を使うのがよいだろうか。 皮... 2018.02.26診療技術
診療技術保湿剤の有効性とエビデンスをまとめる【ヒルドイドバッシングより】 少し前に保湿剤ヒルドイドのバッシングがあった。 美容目的で保険適応外の使用が行われているという報道である。 アトピー性皮膚炎などによる皮膚乾燥の治療薬として処方されている医療用保湿剤「ヒルドイド」(ヘパリン類似物質)を、女性... 2018.02.23診療技術
診療技術皮膚科の名医になるための3つの条件 医師になったからには名医を目指したいと誰もが思うはずである。 しかし、難しい病気をひと目で診断できる皮膚科医が名医というわけでもない。 診断は難しくても治療は大差がないからだ。 そのため皮膚科で「名医の判断基準」を... 2018.01.08診療技術
診療技術皮膚科患者の薬の使用率は実際どれくらい?【アドヒアランス】 皮膚科ではちゃんと薬を使っていない患者が多い印象があり、それがドクターショッピングの原因にもなっている。 実際自分が軟膏を塗るときも毎日は塗らないことが多い…。 その印象が正しいのか、「患者がホントに薬を使ってい... 2018.01.02診療技術
診療技術「外用薬混合の可否」を皮膚科医が解説する【メリット・デメリット】 皮膚科医の85%が軟膏を混合して処方しているという。 でも外用薬を混合することに対しては、配合変化や細菌汚染などの問題から否定的な意見も多い。 皮膚科のお医者さんは、なんで塗り薬を混ぜたがるのだろう? オリジナルのレシ... 2017.12.13診療技術
診療技術【激論!】保湿剤を先に塗るかステロイドを先に塗るか問題 アトピー性皮膚炎や乾燥性の湿疹ではステロイド軟膏と保湿剤の併用が望ましいとされている。 【関連】保湿剤の有効性とエビデンスをまとめる その時に「保湿剤とステロイドはどちらを先に塗るのか」ということが問題になるが、... 2017.09.01診療技術
診療技術市販の水虫薬はやめよう OTCに侵食される皮膚科の未来 水虫(足白癬)の患者の半数は薬局で市販薬(OTC医薬品)を購入しているという。 病院を受診する人はわずか2割程度らしい。 (日本医師会雑誌. 146(3)517, 2017) OTC医薬品とは これまで医... 2017.07.19診療技術クリニック開業
診療技術「お手軽、軟膏ローテーション療法」 外用のモチベーションを上げる方法 患者に軟膏を塗ってもらうのは思っているよりも難しい。 ▼軟膏とドクターショッピングについて▼ 今回はそのための方法の一つとして「軟膏ローテーション」を紹介する。 軟膏の種類が変わると皮膚症状が改善する ... 2017.06.23診療技術
医療情勢道端アンジェリカと乾癬とお金の話 皮膚科医の中ではインパクトのあったニュースが、道端アンジェリカの乾癬カミングアウト。 モデルの道端アンジェリカさん(31)が、自身のインスタグラムですっぴんの写真を公開し、皮膚疾患である「乾癬(かんせん)」であることを公表した。 ... 2017.05.27医療情勢
診療技術ドクターショッピングを避ける工夫③湿疹編 「他の皮膚科に行ったけど治りません」といって転院してくる患者は非常に多い。 【関連】皮膚科患者にドクターショッピングが多い理由 皮膚科を受診する患者のほとんどは湿疹である。 【関連】皮膚の病気はいっ... 2017.03.28診療技術