月一回アップしている書評記事「皮膚科医の読書記録」の中から★4以上の本をまとめました。
★5
2018年2月
2018年7月
今開発中の医療新技術について30人のインタビューで構成されている。
最新のテクノロジーと今後の医療の方向性がわかる本。
医療ベンチャーを立ち上げた先生がこんなにいるってことに刺激を受けた。
2018年8月
とても面白くて勉強になるマンガだった。
株式投資マンガだと思ってたが投資以外の話題も豊富。
ベンチャーや個人商店のビジネスの話。生命保険や不動産、iPS細胞から重粒子線まで。
むしろ投資以外の話のほうがよかった。
★4(2018年)
7月
今注目のホリエモンと落合陽一のダッグ本となれば読まないわけにはいかない。
内容は2人の本に書かれていることで重複はあるが、まとめて読めることに価値がある。
これからの時代は「ハマれること」がある人が強い。
9月
フェイスブックが目指すのはSNS界の完全制覇。つまりすべてのSNSの共通フォーマットになることらしい。
ネットの支配者Googleに唯一対抗できるのは、Googleで検索できないSNSの領域を持つフェイスブックかもしれない。
10月
この本はプライム会員のキンドル無料本であまり期待してなかったんだけど、意外にも面白かった。
タイトルからは財務諸表とか会計の話かと思ったら、主に人材マネジメントについて書かれた本だった。
ユニクロとかサイバーエージェントとか一風堂とか、いろいろな経営者の話が出てきて興味深い。
人をどう育てるかというのは、勤務医でも役立つ内容(なかなか上手くいかないけど)。
Google、Apple、Facebook、amazonの4大企業をGAFAと呼ぶそうだ。
それぞれの戦略をまとめて読めるお得な本。
これらの中ではジョブズのいなくなったAppleが一番厳しそうだが、筆者によれば一番長生きしそうな企業はAppleらしい。
性能が特に優れているわけではないが高価。これはヴィトン、カルティエ、エルメスみたいな高級ブランドの性質で、Appleは富裕層だけが持てる特別なアイテムを目指しているそうだ。
そう考えると日本のiphoneの普及率は高すぎるのかもしれない。
今後iphoneはもっと高価格になりシェアは減っていくと思われる。
11月
最近流行のアウトプット。
アウトプットにこだわった、かなりヴォリュームのある1冊だった。
プレゼンの仕方とかアイデアの出し方とかについても書かれていて参考になる。あと書評のテンプレートというのも面白かった。
この本に書かれている「Google日本語入力」を早速導入した(今更…?)。
橘玲の本。金利と円安、円高について書かれた経済学の話。
内容は結構難しい。
経済の状態は高金利/低金利、円安/円高の組み合わせで4パターンに分けられるという。
現在は低金利・円安。
これからは「低金利・円高」か「高金利・円安」に向かう可能性があり、それぞれについて取るべき戦略が解説されている。
かなり勉強になった。おすすめ。
12月
Twitter上で評判のアドセンス本。
「Googleアドセンスの登録の仕方」のような基本的なことは一切載っていなくて、サイト構造の設計の仕方が詳しく書いてある。
ブログというよりもホームページをいかに作るかという本。
クリニックのホームページ作成の勉強のために、ブログ型ではなくホームページ型のサイトも作ろうかと思っていたので、とても参考になった。
近々新たなサイトを立ち上げたい。