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診療技術

皮膚MRSAの抗菌薬【皮膚科医の抗菌薬の使い方③】

MRSAと聞くと「バンコマイシン!ザイボックス!キュビシン!」というのが頭に浮かぶ。 しかし皮膚科で関わってくるMRSAは院内感染で問題になるものとは異なっている。 今回の「皮膚科医の抗菌薬の使い方」は皮膚のMRSAにつ...
恋愛のこと

【ネタバレ書評】男性から見た「恋愛中毒」山本文緒 | 地雷女を見抜けるか?

地雷女という言葉があるそうだ。 「地雷女」という言葉を聞いたことはあるだろうか。一見、無害なふりをして潜んでいながら、ひとたび接し方を間違えると爆発し、周囲の人間に大きなダメージを与える女性の通称である。 男を破滅に向かわせ...
ジブリ

「ハウルの動く城」はジブリの終わりの始まりだった ジブリレビュー⑧

ジブリ映画が「トトロ」や「ラピュタ」などの国民的アニメから、カルトなアニメに変わっていったのは「ハウルの動く城」あたりからではないだろうか。 今回は解説本「ジブリの教科書」より、ハウルの動く城の光と影について解説する。 ...
医学書

軟部腫瘍の考え方「しこりをみたらどう考える?」【皮膚科医のオススメ教科書⑪】

皮膚科では皮下腫瘍の患者を診ることも多い。 しかし軟部腫瘍は整形外科の領域でもある。 この棲み分けは難しいところで、皮膚科医も整形外科領域の軟部腫瘍についてある程度は知っておく必要がある。 「しこりをみたら...
診療技術

蜂窩織炎の治療法【皮膚科医の抗菌薬の使い方②】

今回は「皮膚科医の抗菌薬の使い方」シリーズ第2回。 蜂窩織炎に対する抗菌薬の使い方をガイドラインから紹介する。 前回の記事 ▼フロモックスを使ってはいけない理由▼ 皮膚感染症のガイドライン ...
診療技術

フロモックスを使ってはいけない理由【皮膚科医の抗菌薬の使い方①】

自分が皮膚科医になったときは、抗菌薬はフロモックスやメイアクトなどを頻用していたんだけど、最近は使わないほうがいいという流れになっている。 結論を申しましょう。もはや、医療界はもう、経口三世代セフェムと決別すべきです。 ID...
ミステリー

【本格ミステリーに飽きた人へ】ちょっと変わったミステリー風小説おすすめ3選

本格ミステリーばかり読んでいるとたまに飽きてくることもある。 そんな時には他の小説を読みたくなる。しかし若干のミステリー要素は欲しい。 今回はそんな人におすすめのミステリー風の小説を3冊紹介する。 ...
キャリアデザイン

大学で出世するためのキャリアパス「若手医師のためのキャリアパス論」

医者としてどんなキャリアを描けばいいのか。 最初はなかなかイメージがつきにくいと思う。 そんな医者のキャリアパスの一つを具体的に解説した本が「若手医師のためのキャリアパス論」である。 「キャ...
キャリアデザイン

「フリーランス医師」という働き方について病院勤務医が考えたこと

最近は医師の働き方にも色々な選択肢が出てきている。 一つは『新しい医師のキャリア「副業医師」とは何か?』の記事で書いたような、勤務医をしながら投資や起業を行う副業医師。 もう一つはフリーランス医師である。 ...
診療技術

育毛剤の効果とコスパをAGAガイドラインから考える【男性型脱毛症】

男ならみんなが気になる薄毛の話。 世の中にはたくさんの育毛剤が売られている。代表的なものだけでも70商品、育毛成分は128種類もあるそうだ。 >>育毛剤の全成分128種類を比較|効果の高い有効成分と悩み別の選...
マンガ・アニメ

『ジョジョの最高傑作は何部なのか問題』に決着をつけたいッ!!

第9部「ジョジョランズ」の連載が始まったジョジョの奇妙な冒険。 ジョジョ好きの間でいつも話題になるのが「何部が最高傑作なのか」、「何部から読めばいいか?」ということ。 ジョジョの奇妙な冒険とは ジョースター一族...
診療技術

診断が分からない時に皮膚科医はどうするか?

前回、診断がわからないときに「よく話をきく」とか「もう一度診察し直す」とかではなく、もっと実践的な方法がないのかを考えた。 今回は皮膚科において診断がわからないときにどうすればよいのか、参考になりそうな論文をい...
診療技術

「患者の話をよく聞けば診断がわかる」わけではないという話

臨床をしていると診断がつかないということは多々ある。 そんなときにどうしたらいいのか、「医者は現場でどう考えるか」という本を読んでみた。 「医者は現場でどう考えるか」の紹介文 間違える医者と間違えない医者は、どこが異な...
ジブリ

【感想・解説】意味がわからないけど面白い「千と千尋の神隠し」の魅力 ジブリレビュー⑦

ジブリ最大のヒット作、日本歴代興行収入第1位の「千と千尋の神隠し」。 邦画の興行収益ランキング 千と千尋の神隠し 308億円 君の名は 250億円 ハウルの動く城 196億円 しかし...
クリニック開業

「がんばれ!猫山先生」から学ぶクリニック開業の実際

日本医事新報で連載中の四コマ漫画「がんばれ!猫山先生」。 内科医・猫山先生をはじめとしたコミカルなキャラクター達が織りなす、ほのぼの医療漫画 ……ではなく実際はかなりシュールでブラックな医療漫画で...
ゲーム

不思議のダンジョン最高傑作は「ディアボロの大冒険」だッ!!【ローグライクフリーゲーム】

ローグライクゲームというジャンルがある。 ローグライクゲーム 1980年に発表された「ローグ」に類似した設計を持つコンピューターRPGの総称 自分はこのジャンルのゲームが好きでかなりプレイしている。...
診療技術

「足の裏が痛い」それは皮膚科じゃないですよという病気②

今の病院は、なぜか整形外科疾患の患者が皮膚科を受診することが多い。 前回の記事では偽痛風についてまとめた。 今回は皮膚科に来る他科疾患・第2弾。 結構多いのが、皮膚症状はまったくないが「足の裏が痛い...
ブログ運営

【PINコードが届かなくても大丈夫な方法】8週間でGoogleアドセンスのPINが届いた話

今回は「アドセンスのPINが届かなくて焦った」という話。 Google Adsenseの売上が1000円に到達すると、管理画面にこんな表示が出る。 「お客様の住所の確認が完了していないため、お客様のお支払いは現在保留中と...
医療情勢

赤字病院の生き残り戦略が時代に逆行しているという話

前回のつづき 知り合いの内科医が急性期病院を辞めて、慢性期病院に移ったという話を聞いた。 理由は色々あるようだが、救急の負担もかなり大きかったとのこと。 赤字解消のため救急車の受け入れを増やそうとする病院側...
医療情勢

治す医療が死なせる医療へ変わる !?【書評】「医者とはどういう職業か」

高齢化の進む地方で救急当直をやっていると、施設入所中の寝たきり高齢者が「熱が出た」といって救急車でやって来ることが多々ある。 肺炎だったり尿路感染症だったりで、診断がついたら各科の先生方が引き取ってくださるので助かっている。 ...
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