昔の医師は製薬会社の接待でゴルフとかキャバクラに行けたらしいが、残念ながら今はそういうのはなくなっている。
でも製薬会社のMR(営業の人)が下手に出てくれるのは事実で、医者が「自分は偉い」と思う原因になっている。
それは医者が「薬の採用と処方の権利」をもっているからである。
この権利が大きな力を発揮するのは「製薬会社は患者向けに薬を宣伝できない」という縛りがあるからだ。
一般製品と薬の違い
しかし本を読んでみるとアメリカでは状況が違うそうだ。
アメリカでは1996年から医家向け薬品の患者向け広告が一般解禁となった。これを受けて、製薬会社は大衆向けのコマーシャルを盛んに打つようになった。
日本では禁止されているが、アメリカではテレビCMなどで患者向けに薬を宣伝することができるのだ。
製薬メーカーが違うだけで効果が同じ薬剤は多数ある。
患者が選択しようが、医者が選択しようが大差はなくて、患者が特定の薬剤を希望した場合、8割の医者はそれを処方するという。
それならば、製薬会社は患者に直接プロモーションしたほうがよくて、医者へ営業をかける意味は薄れてしまう。
薬を選ぶ特権が失われれば、医者は製薬会社から相手にされなくなってしまうということ。
さらにアメリカには薬を処方できる上級看護師というのもあるそうである。
日本の医療がアメリカ型に移行していくとすれば、医者が威張れない時代になっていくだろう。残念だけど。
コメント
コメントありがとうございます。
地方と首都圏だと状況が違うかもしれませんが。
1.私の所属は地方の弱小医局で関連病院のポストが極めて少ないです。定年まで勤務することは難しく開業を考えています(大学で出世できれば別ですが)。首都圏であれば定年まで関連病院勤務という選択肢もあるのかもしれません。
2.給与は他科と比べて極端に低いことはないと思います。時間外とか緊急手術とかの手当がつきにくい分低いかもしれませんが。当直については病院によるでしょう。以前の病院では皮膚科も救急車対応をしていました。
3.私も美容にまったく興味が持てず困っています。エステまがいのことをするのが医療なのかと。他のビジネスモデルを模索中です。
4.全身管理ができないと積みます。天疱瘡で高容量ステロイドいって敗血症とかよくありますし。市中病院ではあまりないですが、大学病院だとケモもたくさんやるので、ほぼ内科です。
長くなってしまったので二回に分けて投稿させていただきました。
3 今後皮膚科医として勤務していく上で美容関連は切っても切れないのかなあと思っているのですが、自分はそこまで美容に興味がないのですが、やはりそれだと厳しいのでしょうか?
4 自分は内科にも興味があるのですが、皮膚科に進んだ場合も膠原病等の疾患を扱う際には全身管理などの内科的治療にも携われるでしょうか?もしできるのであれば縫合などの外科的処置もでき、内科的な事もできるので皮膚科に大きな魅力を感じています。
突然の長文の質問で失礼いたしました。お時間ある時にもし宜しければ御意見いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
はじめまして。いつもブログ拝見させていただいているたくと申します。現在自分は初期臨床医2年目であり、来年以降の進路を考えているところです。今の所自分は内科と皮膚科の二択という段階で皮膚科により興味を惹かれています。ただ皮膚科を選択するにあたり何点か気になる点があり、現在皮膚科医として臨床に従事している先生にもし宜しければ御意見伺いたく、書き込みをさせていただきました。
1 皮膚科に進む場合、やはり最終的には開業を選択する可能性が高いのでしょうか?自分は大学にずっと残って教授を目指すというような道は基本的には考えていません。自分にはそんなことは目指したとしても無理だとは思いますが。。。(自分は現在首都圏在住であり、今後都会で開業するのは資金的にかなり難しいかなと感じています。両親は医師ではありません)
2 自分は現在市中病院で研修しているのですが、母校の場合は大学にいる間はどの診療科も当直代は一律ですが、市中病院の場合は皮膚科の先生は皮膚科当直はなく、一次当直を担当するケースが多く、それでは経済的に少し厳しいのかなあと感じています。(自分の病院の皮膚科の先生は一次当直のみを担当していて二次当直はしていません。また給与に関してはお茶を濁されてしまい、正確な数字は分かりません)皮膚科勤務医の平均年収などをみると出産や妊娠で時短勤務やパート勤務をされている女性の先生の割合が他科に比べると高く、男性の常勤の勤務医の先生に限定するとどれくらいになるのかなかなか分からないのですが、他科の勤務医の先生と概ね同じくらいと考えてよいでしょうか?
突然の長文の質問で失礼いたしました。お時間ある時にもし宜しければ御意見いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。