ローグライクゲームというジャンルがある。
ローグライクゲーム
1980年に発表された「ローグ」に類似した設計を持つコンピューターRPGの総称
自分はこのジャンルのゲームが好きでかなりプレイしている。
今回は自分のローグライクプレイ歴と、ジョジョ好きにオススメのローグライクフリーゲーム「ディアボロの大冒険」を紹介する。
ローグライクゲームとは
ローグとは
- プレイのたびに形が変化するランダム生成ダンジョン
- ターン制の戦闘
- 死んでしまうと武器やアイテムは無くなりレベルは1に戻る
という特徴を持つストイックなゲームで、同様のシステムを持つものをローグライクゲームと呼ぶ。
「遊ぶたびに内容が変化する」ため中毒性があり、「死んだらデータが消えてしまう」ため緊張感の高いプレイが楽しめる。
知る人ぞ知るマニアックなゲームだったが、1993年に発売された「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」で状況は大きく変化した。
不思議のダンジョンとは
ローグのゲーム画面は記号のみで形成されていたが、みんなが知っているドラクエキャラの導入によってとっつきやすくなった。
さらに続編「風来のシレン」も非常に完成度が高く、ローグライクゲームは一気に普及し、多くの中毒者を生み出した。
自分も中毒者の一人。
「トルネコの大冒険」からローグライクにハマり、人生で一番プレイ時間の長いゲームが不思議のダンジョンシリーズである。
中毒性が高く「ほんの30分」と思ってプレイ開始したが最後、止められなくなってしまう。
学生のときはよく徹夜でプレイしていた。
手に入る武器、アイテムはランダム。
手持ちのカードでいかに戦うかを熟考しなければならない。
大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである(アドラー心理学より)。
しかしほんの少しのミスで、数時間プレイしたデータがあっさりとロストしてしまう。
このゲームをプレイしていれば仕事で多少理不尽なことがあったとしても乗り越えられる気がする。
シレンシリーズベスト3
ちなみにシレンシリーズのマイベスト3はこちら。
1. 不思議ダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!(PC)
2. 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!(N64)
3. 不思議のダンジョン2 風来のシレン(SFC)
アスカは特殊ダンジョンが豊富でパソコンが壊れるまでプレイした。
スーパーファミコン版は大味なバランスが逆に印象的だった。36階になると突然敵の攻撃力がカンストするという…(>>SFCシレン – 36Fの壁)。
そして「ディアボロの大冒険」は「ジョジョの奇妙な冒険」をモチーフにしたローグライクの同人ゲームである。
著作権は……だがフリーゲームとは思えない完成度の高さを誇る。
ローグライクフリーゲーム「ディアボロの大冒険」
基本的にはジョジョファン以外はお断り。
「どのスタンドが第何部に出てくるか」を全部把握しておかないとプレイがおぼつかない。
例:ハーミットパープル⇒3部、4部
さらにローグライクをやったことがない人もお断りという間口の狭いフリーゲームである。
しかし自分のようにジョジョもローグライクも好きな人にとっては最高傑作となるッ!
迫り来る承太郎(4部)と億泰。相手を眠らせるデス13。
不思議のダンジョン最高傑作なのか?
基本設定は第六部のスタンドDISC。
DISCを装備して、ジョジョに出てくるほぼすべてのスタンドを武器や防具として使うことができる。
エアロスミスは原作通り敵の位置を感知できる強スタンド。
(この画面のスタンドが全部わかることがプレイの最低条件である)
店主が「トニオさん」だったり、保存のツボが「エニグマの紙」だったりと、作者のジョジョ愛が遺憾なく発揮されている。
まとめ
ディアボロの大冒険はジョジョのキャラゲーとしても最高傑作なんじゃないだろうか。
不思議のダンジョンもジョジョも好きな人には絶対にプレイして欲しい間違いなくオススメなフリーゲームである。
難易度はアスカの裏白蛇ほどでもなく、十分クリアできるレベル。
プレイ画面を見て惹かれた人はぜひダウンロードして欲しい。
ちなみに著作権の問題(?)で公式のダウンロードサイトは閉鎖されているが、探してみると…。個人的には公式版がおすすめ。
公式版>>ディアボロの大冒険0.13
非公式版>>ディアボロの大冒険0.15
▼ジョジョファン必見「ジョジョランキング」▼
>>「ジョジョの最高傑作は第何部なのか問題」に決着をつけたいッッ!
▼小説版ジョジョもオススメ▼
>>ジョジョ小説「The Book」と「恥知らずのパープルヘイズ」を比較したぞォォオオ
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