2月の書評は本4冊、マンガ3冊作。
▼前回の書評▼
1. 財務3表一体理解法
評価★★★★☆4
クリニック開業のために経営の本を読んでいると、どうやら簿記が必須の知識らしい。
減価償却もキャッシュフローも仕事をしていく上では大切な知識だ。簿記というのは会社を経営していくためには絶対必要なものだ。
(勝てば官軍―成功の法則)
ということで会計の本をいくつか読んでみたが、難しくてよくわからない。
ならば実践と考え、ブログに広告を導入し帳簿をつけてみた。
その上でもう一度会計の本を読んだが、やはりわからない。
そこでわかりやすいと評判のこの本を手にとった。
ドリル形式で財務諸表の作り方が丁寧に解説されていて、確かにいままでの本よりも数段わかりやすかった。
PL、BS、CFの3つのつながりがわかると、一気に頭に入ってくる。
最初の一冊としては難しいかもしれないので、ある程度勉強した上で読むのがおすすめ。
2. Googleの便利すぎる240のテクニック
評価★★★☆☆3
Googleのサービスをまとめたムック本。
知っているサービスが多かったが、一部で知らないこともあった。
ネットで検索すれば個別の情報はたくさん出てくるが、まとめた情報は本の方が役に立つ。
普段はメモアプリとして「Evernote」を使っているが、「Google keep」というのも使ってみることにした。
またGmailのエイリアスは知っていたが、それを使ってフォルダ分けをするのは便利そうなので使ってみたい。
3. 勝間式食事ハック
評価★★★☆☆3
ヘルシオやホットクックなどの最新機器を使って、いかに短時間で美味しい料理を作るかという新しい視点の料理本。
「洗濯板で洗濯している人はいないのだから、料理もフライパンや鍋を使わずに機械を使うべきだ」というのは正論である。
自分は料理をほとんどしない独身男子だが、最新機器を使ってみたいと思った。
ただ半分くらいは「ベジタリアンがいかに素晴らしいか」についてが書かれていて、その部分はあまり参考にならないかも。
4. 残酷すぎる成功法則
評価★★★☆☆3
橘玲監修の自己啓発本。
取り上げられるテーマは「優等生は成功するのか?」、「いい人は成功するのか?」、「自信がある人は成功するのか?」「ワーク・ライフバランスと仕事バカはどちらが成功するのか?」など。
成功するのはどういう人間なのかが、色々なデータを駆使して説明されている。
例えば「自信」の章では、「コンピューターと対戦したチェスチャンピオン」「容姿と収入の相関」「第二次世界大戦でのアメリカの作戦」「触れずに人を倒す気功師」「恐怖を感じない人間」「カテーテル感染」など本当に多彩なエピソードが紹介されている。
情報量がとても多くて面白い。
ただ関係ないようなエピソードも多いため回りくどく、結論が分かりづらくなってしまっている気もした。
5. 約束のネバーランド
評価★★★★☆4
人気のジャンプマンガだが今まで読んでいなかったので、一気読み。
キャラクターの魅力は正直乏しいが、ストーリー展開が巧みで面白い。
脱獄編が終わってつまらなくなるのではと心配したが、サバイバルマンガとしてまた別の面白さを開拓している。
とりあえず最初に10巻まで読んだが、10巻の終わり方は反則…。
すぐに11巻を借りに行った。
6. アクタージュ
評価★★★☆☆3
こちらも人気のジャンプマンガ。
女性主人公の役者マンガという珍しいジャンルだが、バトル以外のジャンルで正統派少年漫画の展開をしている。
「バクマン」に近いコンセプト。
登場人物も増えてきてこれから面白くなってきそう。
7. ゴブリンスレイヤー
評価★★★☆☆3
最近アニメ化もされたダークファンタジーマンガ。
ベルセルクのトロール編がモチーフなのか。
主人公ゴブリンスレイヤーの戦いぶりはガッツっぽいが、ガッツより天然でカワイイところがある。
連載が止まってしまった今のベルセルクより面白い。
【関連】完結するのか気になるマンガ「ベルセルク」の魅力を徹底解説・考察
ビッグガンガンで連載されているので、展開を追えないのが難点。
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